2018-07-12

富良野-美瑛-帯広


先ず北海道に滞在するタイミングと、私の生まれ育った宇和島や中国四国地方の災害のタイミングが一致してしまいました。

予定では愛媛から両親も北海道に向かい、札幌で会う計画を立てていましたが、災害により取りやめとしました。

そのような状況での滞在でしたので、家族の無事を確認したところで幾つかの場所を見て来ました。



今回初めて車で札幌→富良野→美瑛、そして列車で札幌→帯広の順番で回ってきました。

私が感じたのは、北海道は本当に自然が豊かで、札幌から移動する富良野までの約3時間には沢山の植物や農作物、森林を見る事ができました。

そして、美瑛では大規模な農地を見て、麦や蕎麦、じゃがいもが植えられたゆるやかなアーチの丘を幾つも見かけました。車道から農地を見上げると、空と大地の間に農作物の稜線が何枚も何枚も続いて、圧倒される見事な風景でした。

そして、何よりも驚かされるのは、冬に一面降り積もった雪の状態から、いつの間に群生したのだろうかと想う程の一面の植物たち。車窓から入る葉の香りが今回の北海道の想い出になりました。

また、帯広は少し寂しさを感じる街でした。午後に駅について街並みを見に歩いたのですが、広い区画の建物と幅広い通りに人々は余り見かけず、静かなところだと思いました。