随分前に代々木上原駅から徒歩10分あたりに住んでいた頃があって、今回はその話しで。
部屋は築60年くらいの渡辺さん家の2階の一室を借りていて、期間としては2年しないうちに別の場所に引っ越したけど、中々味わえない⚪︎⚪︎荘的な古い部屋だった事は間違いない。
この日は自分の髪を切るために代々木上原駅に向かう。理由は担当スタイリストが店をだしたから。
そして「あの辺りの車両が改札のベスポジやったかな」とか、どうでもいい事を考えたり。
駅に着いてカット予約時間まで少し待ちがあって、小田急線と言えばあの有名な「箱根そばを頂かなければ」と爆速で昼食を済ませて、まだもう少し時間が余ってしまい当時常に満席だった3階のスタバに入った。
そのスタバがリニューアルしていて、何が起こったの?と言うくらい広々とした店内になってしっかり座れた。
当時、代々木上原駅でカフェを選ぶなら2階にあるバーガーキングの方が大変お世話になっていた。確か朝とか飲み物が150円だったような。
私としては「おしゃれな街に憧れて」住んでいたのではなくて、サロン近くで安い住まいを探したら渡辺さん家の2階になっただけ。
でも「電車から見る新宿の景色が好きだったなぁ」なんて淡いおもひでを、今回も目をひん剥いてしっかり観察したり。
結局は、代々木上原あたりの暮らしが楽しかったし都会人風を装って通りを歩いたし。
でも本当は??
代々木上原駅から渡辺さん家まで急坂徒歩10分で、幡ヶ谷駅は平坦徒歩7分だった。
そして「幡ヶ谷」と言う思い出は、全くオシャレじゃない赤ちょうちんの安居酒屋に通う記憶が濃くて。
それはまた次の機会に。
私のヘアカットは長すぎず短すぎない、たいへん爽やかな雰囲気となりました。